マーライといいます。
ユーチューブIDは Isla del humor / 鳥の幸せ
twitterは 鳥の幸せ@Torinoshiawase
Instagramは torinoshiawase
です。
広島県の瀬戸内海の街より、このホームページを開設し、ブログを書きはじめました。
鳥好きの仲間たち、これから鳥を飼ってみたい仲間たちと、鳥たちについての発見や、思うこと、疑問などを共有したり、交流できれば嬉しいです。
いつもうちのインコと鳩たちに
「うちに来て幸せか?」
と話しかけています。
彼らと話ができたなら、どう答えてくれるのでしょうか?
アビアリー(鳥の家)をベランダと庭に作り、鳥がいます。
ベランダは家の東側、庭は西側にあり、それぞれを朝日、夕日と名付けました。
レースをしないレース鳩2羽は、だいたい大きい夕日の方に入れていますが、他のインコとジュズカケバトは日によって変えています。
いっしょに入るメンバーも決まってませんが、動きの遅いセキセイインコが一羽いて、これを縄張り意識の強いウロコインコとオキナインコが攻撃するので、これらだけは分けるようにしています。
「おまえらは今日は朝日な」
と言いながら連れて行きます。
そのうちトレーニングで少しづつでも、みんなで仲良くいれるようになればいいのですが。
フリーフライト
オキナインコ、ウロコインコとはいっしょによく遊びに出かけます。
彼らはトレーニングできていて、場所を選び、注意すれば外に出していっしょに遊べます。
鳩も種類はレース鳩に属しますが、レースをせずにいっしょに自転車で海辺に行って楽しんでいます。
海外では鳥を外で飛ばすことをフリーフライト(Free flight)と言いますが、その定義の中で私は「スポーツフライト」という言葉が好きです。
これは、単に鳥を外で自由に飛ばすというのではなく、きれいな場所、鳥たちが気持ちよさそうな場所を選び
「今日はあそこで飛んでみるか?」
と、鳥と人がピクニックに行くようにいっしょに楽しもうということです。
正しい鳥の飼い方はあるのか?
この頃よく思うことです。
昔と比べると、行動学に基づいてペットの飼い方も研究され、躾、トレーニング法なども日々進化しているようです。
犬も鳥もクリッカーを使ったトレーニングにより、ペットが飼い主によく従い、面白い芸を覚えさせたり悪い癖を直したり、それが強制ではなくペットが喜んで動くように導くノウハウを習えるのは、実用的で有意義です。
一方で、 ”鳥の飼い方” という大きな概念でみるとどうでしょう?
日本では、犬は散歩をさせるべきだということがようやく浸透してきましたが、鳥はいまだに一生小さな部屋でケージに入れて、あまつさえ飛べないように羽を切っておくのが良しとされています。
一日一回は放鳥させましょう、というのも恐らく本やネットを見る熱心な人の間だけに根付いており、一生をケージの中で過ごす鳥もたくさんいます。
ペットショップには人の手に負えないような荒鳥の成鳥がたくさん売られています。
少なくともショップにいる間はケージから出ることはありません。
そしてこれらのインコを買っていく人たちでも、家で放鳥する人は少ないでしょう。
何時間でも鳥と付き合える人はいいですが、そうでなければ室内一度放したら、虫取り網で追っかけまわさなければケージに戻せなくなります。
ところで、鳥の飼い方を指導するトレーナー、獣医、ペットショップの店員などインコの専門家の示すことの中で、鳥本来の行動、すなわち野や森で生きる野生のインコがどのくらい飛び、どうやって餌を探し、巣を作って子育てをして一日を過ごしているのかを観察し、そのデータを根拠にしたものがどのくらいあるのでしょうか?
おそらく大半は、ペットとして室内で飼われてきた鳥と接した経験にだけ基づいていると思われます。
「鳥の羽は遊ぶためのものではなく、食料を探しにいくためのものです。部屋を歩いて運動すれば飛ぶ必要はありません」
これは、うちにあったインコの飼育本に書いてあったことです。
もし野生インコの生態を観察すれば、このような発想が出るでしょうか?
鳩に関しては、レース鳩の育成法以外で、コンパニオンバードとしての鳩の飼い方など、書籍も見当たりません。
私は、ペットが生来持っているメンタル、フィジカルのスキルをいかに発達させて、使わせて発散させてやるかが、鳥の喜びに繋がり、また心身共に健康な状態を保つキーだと思ってます。
(私自身、時間や体力、忍耐の問題で自分の理想の飼い方が実行できていないのが現実です。)
”鳥の幸せ”ということに関してなら、実際には、小さな部屋だろうと、羽を切られていようと、飼い主と楽しく遊び、飼い主を恋しがり、幸せそうにしている鳥をSNSやユーチューブでたくさん見れます。
私自身も買ってきた時点で羽を切られていた鳥や、ケージから出してやっても自らケージに戻り、じっとしているのを好む鳥を飼った経験もあり、それらが不幸に見えるわけでもなく、人それぞれ幸せが違うように、鳥もそれぞれだろうかと思えてきます。
ただし、心身の”健康”も幸せを構成する大きな要素であり、もし、鳥を人に当てはめることができるなら、「健康でなくても幸せは感じれるが、健康ならもっと幸せになれる」のは確かだと思います。
そして健康の定義ですが、
怪我や病気をしないこと = 健康
かと言えばそうではなく、やはり快活なメンタルが伴わなければ、引きこもってパソコン画面だけを見て生活している人同様に、今のところ体に支障がないというだけです。
この分野はまだまだ専門家や研究者も見落としてきたものがたくさんあり、それは専門家でなくとも新しい鳥の習性に気づき、自分の飼っている鳥との接し方に活かせる可能性がたくさんあるはずです。
そして「鳥にとって幸せとは何か」という答えが、結局鳥に聞くしか分からないものなら、各自が従来の固定観念に縛られず、もっと鳥といっしょに楽しめる飼い方を自由な発想で見つけて、シェアできれば理想だと思います。
まずはこのページに来てくださった鳥仲間の皆さまと、ご縁があったことを感謝いたします。
どうぞ末永くよろしくお願い致します。
ホームページ「鳥の幸せ」のポリシー
固定ページとブログの使い分け
固定ページは鳥に関する情報や解説など論理的なコンテンツを載せていきます。
今のところテーマは【インコのフリーフライト】、【迷いインコの見つけ方】、【鳥を学べる動画】の3つですが、現在【移動鳩の育成】【インコの飼い方・トレーニング方法】など作成中、随時追加していく予定です。
ブログには、固定ページと同じく鳥のいる生活、鳩やインコとの付き合い方がテーマになりますが、私自身の思いや、日記的なことがら、エッセイや思い出などを綴っていきます。
更新は不定期で、時間、情熱、アイディアの状態により頻度にもムラがあります。
理論と感情を分ける
なお、コンテンツの中に他者への批判的な印象を与える部分もあるか思いますが、私はペットの飼い方に関して他人の意見に疑問を持つことはありますが、批判をするつもりはありません。もしくは、批判、反対意見は述べるが、自分の考えを他人に強制する気はない、と言う方が正確かもしれません。
それは「どういう飼い方が鳥にとって幸せか」というようなテーマは、鳥と話ができる時代まで答えのでない問題だからです。
他人に断言できることは餌やりや温度管理、病気などのある程度数値化できるデータに限られ、それすらも人間の健康法同様に、絶対的に正しいと言い切れないものばかりです。
私は、考え方の違う人に対してお互いに堂々と意見を言うことは好ましいことと思っています。
議論することは、批判や強制とは違い、ましてお互いに感情を害する必要はありません。
ご理解いただいた上で、このホームページにある明らかな間違いは指摘していただき、鳥の幸せ、飼い主の幸せに繋がるアドバイスや反対意見も忌憚なくいただけたら幸いです。