ユーチューブにうちのオキナインコ・アグアが口笛を吹いている動画を投稿すると、「オキナインコの口笛って珍しいですね」というようなコメントをくれた人がいて、そうなの?と思い検索してみた。
まずユーチューブで日本語で検索、一つも出てこなかった。
次に英語で検索、いくつかあったけど普通に鳴いているだけかほんの短いフレーズだけで、メロディを吹いているのはいなかった。
次に”オキナインコは口笛を吹く?”とググってもまったく関連情報がない。
オキナインコと検索しているにも関わらず出るのはオカメインコばかり。
ひょっとしてうちのアグアは世界でも貴重なのか?
アグアはウロコインコのポップといっしょに雛の時にうちにきた。
岡山のパロットパラダイスから電車で連れて帰った。
オキナインコは喋りをよく覚えるということは読んだり聞いたりして知っていたいたが、呼ぶときなどは口笛の方が楽なので、名前はよく呼んでやったが「来い」という合図などはほとんど口笛で育てた。
あやす時もよく口笛で曲を吹きながら、ポップとアグアを並べて手に乗せてゆすってやった。
挿し餌をしていた頃から口笛で吹いてやっている”小鳥の歌は”は、ずっと特別な歌として2羽の心に入っているようで、喧嘩をしている時でもこのメロディを吹くと優しくなり、寄り添ってお互いに毛づくろいをし始めたりする。
この歌は歌詞でもよく歌ってやり、ギターの伴奏付きで歌ったり口笛を吹いてやるのが一番喜ぶ。
いつからかアグアは口笛を真似だして、ポップは節と節の間に「チュッ」と相槌を入れ、「ピ・ピ・ピ・ピ・ピ」のところをハモる。
アグアは歌詞で歌うこともごくたまにあるが、口笛が好きなようだ。
面白いと思うのは、人とインコに共通な感性があるらしく、明るくアップテンポの歌だとインコも高揚感を覚えてはしゃぎだす。
歌や口笛があまり得意でないポップも普通のポップスくらいの長さの曲は覚えている。
Aメロ・サビ・2番終わったら口笛の間奏が入り、もう一度Aメロで終わるというようのがちゃんと分かって首を振ったり相槌を入れてくる。
もう一つ、口笛でお気に入りのメロディはビバルディの四季・春の最初のメロディで、私が朝これをかけて体操をする習慣があり、その時に時々私が吹く口笛を覚えて吹き出した。
アグアに口笛を吹かせるために教えたことはなかったが、独習である程度吹き出した。
こちらの口笛を真似るのも自然なことと思えて気に留めたこともなかった。
肩に乗っていっしょに吹くときに熱心に覚えようとし始めたので、一フレーズづつゆっくり吹いてやったり、代わり番こに吹いて遊んだりし始めた。
アグアが言葉を話しだしたのはずっと遅く、今でも喋る単語は多くない。
暗くなってこちらが「おやすみ」と言えば「また明日」と返してくれる。
最後の「チュー、ハハハハハ!」が好きで、自分でも何度も観ています。